
ミリタリージャケットのコーデ術!ダサくならない着こなし方法を伝授
ミリタリージャケットは、機能性に特化した無骨なデザインと、こなれた印象がストリートファッションに相性抜群なアイテムで今も昔もカジュアルファッションの定番アイテムとして受け入れられています。
その汎用性の高さから、ファッション感度の高い人や、軍払下げのミリタリーアイテムを手に入れやすい古着愛好家が好んで使用しているアイテムでもあります。
が、しかし。
ミリタリーアイテムはカジュアルスタイルに適してはいますが、
- どう合わせたらいいかわからない
- 自分が着るとダサく見える気がする
- おしゃれに着こなす自信がない
このような悩みを持つ人も少なくありません。
実際、古着に特化したSNS「VINTY」に寄せられる声の中には、
「古着でコーデを組むのが難しすぎて困っています。ミリタリージャケットを買ったけれど何にあわせたらいいかわからずクローゼットに眠ったままです。着こなし方を教えてください」
上記のような20代男性からの相談もありました。
そこで、この記事ではVINTYやInstagramの投稿を元に、おしゃれなミリタリージャケットのコーデを解説します。
ミリタリーアイテムの使い方で悩んでいる人はぜひ参考にしてみてくださいね!
ミリタリージャケットの種類について解説
ミリタリージャケットはその名の通り、軍で使用されている、もしくは過去に使用されていた軍用服のことです。
カジュアルファッションシーンで使われるミリタリージャケットは、主にアメリカ古着とヨーロッパ古着の2種類。
さらに細かく分けると、
【アメリカ】
- M-65ジャケット
- M-51ジャケット
- BDUジャケット
- ジャングルファティーグジャケット
【ヨーロッパ】
- M-64フィールドジャケット
- M-38モーターサイクルジャケット
- M-47フィールドジャケット
このように、挙げればキリがないほどの種類が存在します。
ミリタリーのアメリカ古着とヨーロッパ古着の違い
軍用服でそれほど違いがあるの?と不思議に思う人もいるかもしれませんが、比べてみると意外に違いがあるものです。
どちらも機能性に特化した作りなのは変わりありませんが、アメリカ古着はよりストリートに合わせやすい、武骨かつ頑強なデザインになっています。
対してヨーロッパのミリタリーアイテムは、身幅がそれほど広くなく、シンプルなデザインになっています。
どちらも、おしゃれに使いやすいアイテムではあるものの、アメリカ軍のものはストリートカジュアル、ヨーロッパのものはキレイめカジュアルに向いているといえるでしょう。
とはいえ、どちらをどのように使うかは着る人次第。
アメリカ軍のものをキレイめに使っても問題ありませんし、ヨーロッパ古着のミリタリーをストリートに落とし込んでも良いでしょう。
自分に合った着こなし方を見つけて、コーデを楽しむのが何より重要です。
ミリタリージャケットコーデ特集!着こなし方をタイプ別で紹介
では、長くなりましたが、ここからコーデの解説をしたいと思います。
M-65
ミリタリーの王道「M-65フィールドジャケット」の着こなし方の一例。
ミリタリーというとカジュアルに極振りした着こなしが多くなりがちです。
しかし、少しワイド目のアンクル丈スラックスとサッカー生地ストライプシャツという、一見するとミスマッチになりそうな組み合わせでも意外にしっくりハマるもの。
ニットキャップを組み合わせて、適度にカジュアルさをプラスしているのも好印象。
ライナージャケット

出典:VINTY
ミリタリー?と首をかしげてしまいそうなこのキルティングライナーもミリタリーアイテムです。
M-65ジャケットのライナーに使われるキルティングをアウターとして活用し、同じく軍用のチノと組み合わせて、普通のカジュアルスタイルに見せかけて実はしっかりミリタリーど真ん中、という着こなしにまとめている上級テクニックです。
BDU

出典:VINTY
デニムとカモフラ柄のミリタリージャケットの組み合わせは、ミリタリーMIXスタイルの王道中の王道です。
薄めカラーのバギーデニムを組み合わせることでトレンド感も取り入れている点が、肩ひじ張らないラフな着こなしでgood。
IPFU

出典:VINTY
ナイロンジャケットじゃないの?と疑問に思うかもしれませんが、これもちゃんとミリタリージャケットの一種です。
米軍のトレーニングジャケットがこの「IPFUジャケット」で、近年カジュアルシーンで愛用する人が増えています。
ミリタリーの着こなしに自信がないという人でも、これならシンプルなカジュアルスタイルとしてもスポーツMIX感覚でも着用できておすすめです。
まとめ
一口にミリタリーといっても、その種類は実にさまざま。
自分に合っている、これなら着こなせるというアイテムを見つけて、自分なりにコーデを楽しむのがミリタリーを着る上での重要なポイントです。
もっとミリタリーアイテムの着用方法を知りたい、ほかのコーデも見てみたいというのなら、ミリタリーアイテムの豊富な古着特化SNS×フリマアプリのVINTYでチェックしてみてくださいね!
この記事を書いた人

サイトウマサミ
セレクトショップやブランド直営店の店長経験があり、その経験を活かしてファッション系ライターとして活動を開始。現在はジャンル問わずさまざまな記事を執筆するwebライターとして活動中。